ジャニごと。

ジャニーズの沼に落ちた大人の日々。

春じゃなくても、決意を胸に。

 

春になると、去年の今頃の気持ちを思い出して勝手にエモい気持ちが止まらなくなる。

 

 

 

あれから一年、いろんなことがあったなと振り返ってみる。


去年の1月病院を鬱で退職。


3月、まだ肌寒くてセーター着てこたつに入って朝からグッドラック見たり、ひるおび見たりの実家暮らしのニート生活。


このままでいいのかなと、時には不安になってでも一歩進めなくてハローワークに通った。
ハローワークに通うなんて想像もしていない未来に、少し絶望を覚えながら。


完全に精神を病んでいた私は勇気を振り絞って数件面接に向かった。
寒かった3月の風が強く吹いていて、私の未来が少し動き出したようで嬉しかった。
大学入学時から眠っていたスーツが活躍する日が来るなんて思ってもみなくて少し悲しくて、たくさん歩いてヒールの底が壊れて頑張っている証拠だなと思ったり。

 


wtrouble当選にワクワクしながらいつも、面接の帰りには「僕だけの君だけの」を聞いていた。

 


「迷っても選びながら迷っても進みながら」

 

「初めから描いてた未来とは違うけど」

 


きっとこれって恋愛の歌なんだろうけど、新卒の病院で3年勤めるという未来を描いていたけど現実は辞めざる負えなくて、就活して色々面接行って、迷って迷って何とか進んで。


その時の私にはとても合っていたから聞いたとき泣けた。

 


春めく中、新居を決めて、就職と同時に引っ越しして一人暮らし。

 


就職してから、同僚に怒られて大泣きしたことも一度や二度じゃなくて。


後から後から溢れてくる後悔と涙が止まらなくてトイレに何度もこもって見られないようにしたのに、大丈夫?とか他の人に言われてまた涙が溢れて止まらなかったこともある。

 


職業柄、あんた人殺すよ?なんて言われたりもして、ぐさっと刺さった言葉の棘が抜けなかったり。

 


秋には通勤途中に意識飛んで、救急車呼ばれて運ばれてから精神的なものだろうと言われたり。

 


精神的には、再び追い詰められていたけど
「どれが正しくて間違いで、手探りのまんま生きているんだ何が悪いのさ」
の歌詞の証拠に助けられた。
本当に新しいジャンルの職場に、新生活に、手探り状態。

 

 


逃げたくて泣き出したくてでも一生懸命歩き続けたら、見えた景色がある。

 

 


職員から、いつも頑張ってるね、ありがとうね、なんて声をかけてもらうことも増えて小さなお菓子なんかくれたりして。


就職した時には思いもしなかった景色が見られた。
厳しい言葉を投げて、時には言葉の暴力を投げられた同僚には、成長したねと言われたのが一番泣けた。


頑張った証拠だよ「素敵な看護師さんになれるよ」なんて言ってもらえたのが余計泣けた。

 


わからないことだらけで、手探りの中仕事を覚えて行った私は一生懸命頑張ることで周りから少しは信頼される看護師になれたのかもと思ったら泣けた。

 

最後の挨拶、最後のバス、最後の笑顔。

 

 

 


でも、次に進む。


夢に進むための一歩だから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今日、退職しました。

 

 

振り返れば楽しかった、ありがとう。
またどこかで。たくさんの愛をありがとう。